【第3回】英単語帳について
英語の勉強法とは
大学受験の英語を突破するにはかなりの時間を要します。
英語は
社会のように暗記すれば点がとれるようになるものでもなく、
国語のように偶然点がとれるものでもありません。
文法力+読解力+単語力+予備知識+α
などたくさんの知識、経験がないと解けるようになっていません。
ではその力をつけるため、まず最優先すべき英単語帳の参考書を紹介していきます。
単語帳
英語を読むための基本となるので毎日、空いた時間に必ずやりましょう。
ローマは1日にしてならず。
時間がなければ応用の英単語帳から1冊。
時間があるようなら基本から1冊。発展から1冊使い込みましょう。
基本(目安:偏差値~55)
①英単語ターゲット1400
英単語と日本語訳、英単語の例文がのっている。
受験生には覚えやすく人気。
1日100語覚えれば2週間で1周できるので少ない時間で覚えきれます。
②システム英単語 Basic
基本語1500語を収録。
また基本的な単語の意外な意味など多義語を180語収録。
3~5語ほどのフレーズなので音読もしやすく覚えやすい。
③ユメタン
センター試験必須の1000語を完全マスター。毎日やれば1週間で1周できる。
しかし例文が難しすぎて覚えにくいという声もあがっている。
夢をかなえる英単語 ユメタン 1 センター試験レベル (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)
- 作者: 木村達哉,高校教材編集部
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2008/10/20
- メディア: 単行本
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応用(目安:偏差値~60)
センターから難関大学合格を目指せる2021語を収録。
一番人気といっても過言ではない1冊。
また、Basicと同じように多義語も収録しているため早稲田大学商学部など多義語を出題してくる学部の受験生に特に人気。
しかしCDがついていなく、高いのが問題点。
②ターゲット1900
センター試験から難関私立大学、国立大学二次試験レベルをカバー。
見出し語は無料で音声ダウンロード可能なため発音もカバーしている。
そしてコンパクトなため電車内などでも気軽に開けます。
③DUO 3.0
重要単語1600語、重要熟語1000を収録。
この単語1冊で単語、熟語とともにカバーできます。
大学教授15人が選んだ560の面白い例文で構成されています。
CDを使えば60分ですべてを確認でき、短時間で習得できます。
また、TOEICの勉強にも生かせます。
発展(目安:偏差値~70)
①単語王2202
大学入試、TOEIC、TOEFL、英検頻出の重要単語を網羅。
難関大学対応の多義語も収録している。
早稲田・慶応大学を受験しようとしてる人、他の人と差をつけたい人はぜひ手にとって欲しい一冊。
またフラッシュカード版だと持ち運びしやすいのでおすすめである。
しかし切り離すのに時間がかかるので大変。
英語の長文に出やすい話題である環境についてなどの専門的な単語を集めたもの。
形式としては最初に日本語でその話題についての説明。
単語の説明のあと、長文で先ほどの単語が出てくる実際の入試長文
という形。
単語もただ意味が書いてあるだけでなく、例文とその単語の形容詞形、副詞形など様々なことを関連付けて書いてある。
レベルは高いのでMARCHの英語が難しい学部や早慶、東大を目指す人以外は使用しないほうがよい。
また上記の大学を目指す人は多くの難関大学合格者はこの一冊を手に取り、日本語の部分だけでも読んでいるということを理解しておいて欲しい。
終わりに
いかがだったでしょうか?お目当てのものがありましたか?
様々な英単語帳がありますが、自分の目指す目標や現状の実力
そして残りの時間を考えて単語帳を選んでみてください。